審査なしのカードローンはない！少しでも借りやすくするコツを紹介

審査が不安な人から「審査なしでカードローンを利用したい」という声がたびたび寄せられますが、審査なしのカードローンはありません。カードローンの審査の実施は法律で決められているので、審査なしで融資をしている借入先は違法です。

審査なしのカードローンはなくても、審査に通りやすくする方法や審査に柔軟性が期待できるカードローンおすすめや借入先ならあります。また、カードローン以外の方法を選べば、審査なしで安全に借りることも可能です。

今回は審査が不安で審査なしのカードローンを探している人に向けて、少しでも借りやすくするコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

この記事で解決するのは、次のようなお悩みです。

• 審査なしでカードローン借入できるところってある？
• 職額有志の独自審査ってどんな感じ？実質審査なし、の可能性はある？
• ブラックリストに載ってるけど10万借りる方法は？審査なしでいける？

それでは早速見ていきましょう。

審査に通りやすいカードローンとは？特徴を比較しよう

審査に通りやすいカードローンは何を基準に選べばよいのか、カードローンごとの特徴を比較して紹介します。少しでも借りやすい借入先を選んでみてください。

金利が高い消費者金融の方が銀行カードローンより融通が利きやすい

金利が高いカードローンほど審査に融通が利く傾向が見られるので、審査が不安な人は銀行カードローンよりも消費者金融を選びましょう。消費者金融の平均的な金利は年18.0％程度で、銀行カードローンの一般的な金利は年14.5％程度です。

金利には事務手数料や返済が滞った時の備えとしての意味があり、金利が高いカードローンの方がより多くの備えができるのが特徴です。

金利の高いカードローンでは備えがある分審査に融通が利かせやすく、審査に通すか落とすか迷うラインの人にも融資をする可能性があります。消費者金融だから融通が利くのではなく、銀行カードローンよりも金利が高いからだと考えましょう。

大手消費者金融よりも金利の高い中小消費者金融なら、さらに融通が利かせられる可能性もあります。また、中小消費者金融が大手と同じ基準で審査をすると顧客が獲得できないので、視点を変えて審査をすることから大手で通らなかった人が通るケースも見られます。

ただし、消費者金融の審査が甘いわけではなく、明らかに基準に合わなければ審査に通りません。

大手消費者金融で借りやすいのは？審査通過率を比較

大手消費者金融で借りやすい業者があるのか、審査通過率を比較しましょう。

消費者金融名	審査通過率（2022年8月）
プロミス	39.0％
アコム	38.8％
レイクALSA	34.9％（6月時点）
アイフル	33.0％

※ＳＭＢＣモビットは非公表

プロミスとアコムがやや高い傾向が見られますが、そこまで大きく差があるわけではありません。アコムのようにはじめての借入先として選ばれやすい業者は、審査通過率が高くなる傾向も見られます。

少しでも審査に通る可能性を上げるなら審査通過率が高い借入先を選んでも構いませんが、大手消費者金融ならあまり差がないと考えてよいでしょう。

特定の条件に当てはまる人におすすめのお金の借り方

借りやすい借入先は、申込者の状況によっても異なります。特定の条件に当てはまる人が借りやすい借入先を紹介するので、自分に合う商品選びの参考にしてみてください。

学生は学生ローンなら審査に通りやすい可能性がある

審査が不安な学生の場合、学生ローンなら審査に通りやすい可能性があります。

学生ローンは学生に特化した商品です。ローンはターゲットとなる層に積極的に融資をする傾向が見られるので、大手消費者金融で審査に落ちた学生は学生ローンの利用を検討しましょう。

利便性が高いとは言えませんが、学生が安心して借りられる状況が整えられているので、最初から学生ローンを選ぶ方法もあります。

クレジットカードキャッシング枠を設定している人は審査なしで使える

クレジットカードの申し込み時にキャッシング枠を付けていれば、新たな審査は必要ありません。すでに審査が終わった状態なので、そのまま使えます。

キャッシング機能はクレジットカードを利用してATMで引き出すか、振り込みで借りられるのが一般的です。カードごとに対応している方法で借りましょう。

専業主婦は消費者金融よりも銀行カードローンを選ぶ

収入がないために審査が心配な専業主婦（主夫）は、消費者金融よりも銀行カードローンを選びましょう。

消費者金融では、貸金業法の定めによって、本人の年収の3分の1を超える融資が原則禁止されています。自身に年収がない専業主婦は、消費者金融からは借りられません。

一部例外のルールがありますが、配偶者の同意書が必要となるなど、手続きに手間と時間がかかります。銀行カードローンなら、専業主婦自身の判断で申し込んでも構いません。

銀行カードローンならどこでもよいわけではなく、専業主婦を融資の対象としている借入先を選ぶ必要があります。イオン銀行カードローンやPayPay銀行カードローンが専業主婦への融資に対応しているので、商品内容をチェックしましょう。

無職の人が審査なしでお金を借りるなら担保を元にする方法を選ぶ

無職の人が審査なしでお金を借りるなら、以下のように担保を元にする方法を選びましょう。

• 不要品を預けて質屋で借りる
• ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けを利用する
• 総合口座の自動融資を利用する
• 生命保険の契約者貸付を利用する

担保があれば、手持ちの現金で返済しなくても担保で返済ができます。貸す側としても、貸したお金が返ってこないリスクがないため、審査を実施しません。

審査が不安な人におすすめ！即日借りられる消費者金融カードローン

審査が不安な人に向けて、今回は以下の特徴を持つ大手消費者金融カードローンを紹介します。

• 銀行カードローンよりも金利が高く審査に融通が利く可能性がある
• 即日の借入にも対応できる
• 来店不要で手続きが完了する

希望の借入先があるかチェックしてみてください。

急いでいる時には早めに対応してもらえるＳＭＢＣモビット

ＳＭＢＣモビットは、申し込み後に連絡を入れると審査までの待ち時間を短縮できる消費者金融です。申込時間や曜日によっては時間がかかる可能性もありますが、最短30分で審査結果が出る場合もあります。

項目	内容
金利	年3.0～18.0％
利用限度額	1万円～800万円
最短審査時間	30分
審査通過率	非公表

「WEB完結申込」が利用できる条件を満たしていれば、郵送物も職場への電話もなしに借入が可能です。「カード申込」の場合は電話連絡があるので、職場の事情で連絡が難しい場合は事前に相談しておきましょう。

原則電話なし！職場への在籍確認が心配でも申し込みやすいプロミス

プロミスは申し込み方法に関わらず、原則在籍確認がありません。審査の過程で行われる在籍確認が不安な人でも、申し込みやすい消費者金融です。ただし、審査上必要と判断されたときには、在籍確認が実施されるケースがあります。

項目	内容
金利	年4.5～17.8％
利用限度額	500万円まで
最短審査時間	30分
審査通過率	39.0％

Web明細の利用を選択してメールアドレスの登録をすれば、初回出金日の翌日から30日間無利息で借りられます。アプリにも力を入れているので、アプリで申し込みから借り入れまで手軽に手続きをしたい人にもおすすめです。

はじめての借入先として選ばれる手続きが分かりやすいアコム

アコムははじめての借入先として選ばれるケースが多い消費者金融で、手続きのわかりやすさに自信を持っています。申し込みを終わらせて審査を受けるまでの流れが不安で手続きをためらっている人に、ぴったりです。

項目	内容
金利	年3.0～18.0％
利用限度額	1万円～800万円
最短審査時間	30分
審査通過率	38.8％

アコムも原則として在籍確認を実施していません。審査の結果在籍確認を実施することになった場合は、事前に許可を得てくれます。

自分で電話を取ったり、周りに「クレジットカードを作る」などの言い訳をして対応を頼んだりと、対策ができる点で安心です。電話に出た社員が特別な対応をする必要はなく、「今日は休み」などの簡単な対応で構いません。

はじめてアコムを利用する人は、契約日の翌日から最大30日間無利息で借りられます。

少しでも早く審査結果を知りたい人におすすめのアイフル

アイフルの最短審査時間はWebで25分とスピーディーなので、少しでも早く審査結果を知りたい人におすすめです。より速く審査結果を知るには、申し込み後に電話で連絡を入れましょう。待ち時間を短縮して、優先的に審査を開始してもらえます。

項目	内容
金利	年3.0～18.0％
利用限度額	1万円～800万円
最短審査時間	25分（※Web申し込み）
審査通過率	33.0％

初めてアイフルを利用する場合、契約日の翌日から最大30日間無利息で借りられます。原則電話連絡もないので、電話が心配で審査を受けたくない人にもピッタリです。

審査なしのカードローンが危険な理由を解説！業者選びは慎重に

審査なしのカードローンはないと言いましたが、「審査なしで誰にでも貸せる」「100％融資可能」などの案内を見たことがある人もいるでしょう。しかし、審査なしで融資をすると案内をしているカードローンは、危険なので利用してはいけません。

なぜ審査がないと危険なのか、理由を知っていると業者選びに慎重になれるでしょう。審査なしの消費者の危険性と、安全な業者を選ぶ方法を解説するので、ぜひチェックしてみてください。

審査なしのカードローンが存在しないのは法律で決められているから

審査なしのカードローンが存在しないと言えるのは、貸金業法という法律で審査が義務付けられているからです。貸金業法の第十三条に、融資をする際には返済能力の調査をするようにという取り決めがあります。

銀行は貸金業者ではないので、銀行カードローンは貸金業法には従いません。しかし、全国銀行協会の取組として厳正に審査を行ったうえで融資をするよう、申し合わせが行われています。

返済能力を調査せずに融資をすると、貸したお金が返ってこない可能性が高いでしょう。貸した側は経営が成り立たなくなるリスクがあるのに、審査をせずに融資をするとは考えられません。

以上の理由から、審査なしのカードローンは存在しないと言えます。

審査なしという言葉で借金を誘うのは違法業者！借りると危険な理由

貸す側にもリスクがあるのに審査なしという言葉で借金を誘うのは、違法業者です。違法業者は闇金とも呼ばれますが、闇金で借りると以下のような危険性があります。

• 金利が高すぎていつまでも返済が終わらない
• 返済できないと暴力的な取り立てを受ける
• 家族も巻き込んで返済を迫られる
• 保証料などと言ってお金を払わせておきながら融資しない
• 個人情報を流用する

正規の業者に混ざって非正規の業者が存在しているため、中小消費者金融を選ぶ場合は慎重になりましょう。正規の業者かどうか調べたい場合は、金融庁のサイトが便利です。正規の業者なら、「登録貸金業者情報検索サービス」で検索するとヒットします。

審査なしのおすすめカードローンについてのQ＆A

審査なしのカードローンを探しているあなたに向けて、一般的な疑問や質問に答えていきます。これらの情報を元に、より適切な選択ができるようになることでしょう。

審査なしのカードローン、本当に存在するの？

誤解を恐れずに申し上げますが、完全に審査なしのカードローンは存在しません。金融機関が貸出を行う際、それがどれほど小額であっても、一定の審査は行います。これは借り手の信用情報を確認し、返済能力があるかを判断するためのものです。

この審査は金融機関にとってリスク管理の一部であり、法令によっても求められています。ただし、審査基準や審査時間は各金融機関によって異なります。

審査時間が短いカードローンはどこ？

審査時間が短いカードローンを探している場合、インターネットの金融機関が一般的には推奨されます。オンライン申し込みならば、申し込みから審査、融資までの流れがスムーズです。

例えば、アコムやプロミスなどの大手消費者金融の一部では、申込みから数時間で審査結果が出ることもあります。ただし、審査時間は申込み状況や書類の準備状況によります。

審査基準が緩いカードローンはどこ？

審査基準が緩いとされるカードローンの一部として、アコムやプロミス、レイクなどの大手消費者金融が挙げられます。また、クレジットカードのキャッシング枠も比較的審査基準が緩いと言われています。

しかし、「審査が緩い」といっても、これはあくまで一般的な傾向であり、必ずしも全ての方が借入できるわけではありません。金融機関は各個人の信用情報と返済能力を評価して判断を行っています。

審査に落ちないためのコツは？

審査に落ちないための最大のコツは、正確な情報を提供することです。虚偽の情報を提供すると、信用情報機関に登録され、今後金融取引が困難になる可能性があります。

また、安定した収入があることが大切です。無職や収入が不安定な方よりも、安定した収入がある方が審査に通りやすいです。信用情報の過去の履歴も重要な要素となりますので、過去に延滞などがあると審査に通りにくくなります。

即日融資可能なカードローンは？

即日融資可能なカードローンとして、アコム、プロミス、レイクなどがよく知られています。これらの金融機関はオンライン申し込みを可能にしており、迅速な審査と即日融資を実現しています。

しかし、即日融資を受けるためには、午前中に申し込みを完了し、必要な書類を提出することが重要です。また、各金融機関の審査が混雑している場合や、休日・祝日には即日融資が難しい場合もあるので注意が必要です。

もちろん、審査はありますので審査なしカードローンではありません。

正規の業者が提供するカードローンなら審査なしはありえない

正規の業者が提供しているカードローンは、審査なしでは借りられません。安全にお金を借りるためにも、きちんと審査をしているカードローンを選びましょう。

無職で収入がないなど理由がある場合は、担保を用意する方法なら無審査で借りられます。専業主婦の場合は、銀行カードローンが借りやすいです。

審査が不安な人は、状況に合わせて自分が借りやすい借入先を選んで申し込みましょう。